2025年9月20日、kintone Café 徳島 Vol.9 が、神山バレーサテライトオフィスコンプレックスで開催されました。
豊かな自然に囲まれた神山町、そして旬のスダチがテーマとなるこの回は、徳島ならではの魅力が詰まったイベントでした。参加者としての視点から、当日の様子をレポートします。
kintone Café 徳島 Vol.9 開催概要
- イベント名: kintone Café 徳島 Vol.9
- 開催日: 2025年9月20日(土) 09:00
- 場所: 神山バレーサテライトオフィスコンプレックス(徳島県名西郡神山町下分字地野49-1)
- ハッシュタグ: #kintoneCafe徳島
イベント詳細はこちら(connpass):https://kintone-cafe-tokushima.connpass.com/event/363201/
セッションレポート
オープニング
イベントは13時45分、キン担ラボの本橋さんの進行でオープニングを迎えました。神山バレーサテライトオフィスコンプレックスという特徴的な会場の雰囲気は、参加者の期待感を高めます。
kintone Café 徳島 はじまた!#kintonecafe pic.twitter.com/ifOksoitu0
— 加藤 (@kato_zyg) 2025年9月20日
会場は活気に満ち、スダチの爽やかな香りが漂うかのようなイメージが共有されました。
始まりました!
— 中尾典隆@渾名はガチャ尾 (@NNN80388058) 2025年9月20日
スライドからもスダチの爽やかな香りがただよってきそう😆#kintonecafe 徳島 Vol.9 pic.twitter.com/GbpRsQbdEM
自己紹介タイム(サイコロ使用)
オープニングに続いて、参加者全員による自己紹介タイムが始まりました。サイコロを使って出た目に合わせて自己紹介をするユニークな形式で、会場は一気に和やかな雰囲気に包まれました。参加者それぞれの個性や背景が垣間見え、セッションが始まる前から交流が深まったと感じます。この和やかなムードが、その後のセッションにも良い影響を与えたように感じました。
kintone Café 徳島 、サイコロを使った自己紹介の次は角南さんから連携コネクタの話が始まりました!#kintonecafe pic.twitter.com/r0cM1OPla6
— M橋D輔キン担ラボ (@motohasystem) 2025年9月20日
角南さん(株式会社モノサス)「kintone の紹介(連携コネクタ)」
自己紹介の後は、株式会社モノサスの角南さんによるkintoneの紹介セッションでした。今回は特にkintoneの連携コネクタに焦点を当てた内容で、具体的な活用事例や設定方法が非常に分かりやすく解説されました。以前kintone hiveにも登壇された経験を持つ角南さんの資料は、視覚的にも整理されており、参加者は深く頷きながら聞き入っていました。複雑な連携も、コネクタを活用することでどのようにシンプルに実現できるのかが明確に示され、業務での応用を考える良い機会となりました。

横石さん(徳島県庁)「インプットセッション:徳島県の農業課題」
続いては、徳島県庁の横石さんから、徳島県の農業課題に関するインプットセッションがありました。横石さんのセッションは、ご自身のデンプン研究時代の話から、現在の農業生産振興の取り組みに至るまで、現場感のある非常に興味深い内容でした。徳島県の具体的な農業の現状や直面している課題が、統計データだけでなく、ご自身の経験を交えて語られたことで、聴衆は深く引き込まれました。
続いて徳島県庁の横石さんから徳島県の農業生産振興のお話#kintonecafe pic.twitter.com/SexbPCNRTq
— 中尾典隆@渾名はガチャ尾 (@NNN80388058) 2025年9月20日
農業分野におけるkintoneの潜在的な活用可能性についても示唆され、地域課題解決へのICTの役割を改めて考えるきっかけとなりました。
続きまして徳島県庁、横石さん!
— M橋D輔キン担ラボ (@motohasystem) 2025年9月20日
デンプンの研究をされていたとのこと。そこ詳しく聞きたい!#kintonecafe pic.twitter.com/yK0yLyRWrZ
セッション「つよつよソーラーシステムを考える」
休憩を挟み、私からは「つよつよソーラーシステムを考える」というテーマで登壇しました。connpass上では「オフグリッドの話」というタイトルでしたが、賃貸環境でも実践可能なソーラーパネルと蓄電池の組み合わせによるDIY的なノウハウを中心に共有しました。
一軒家の屋根に太陽光パネルを設置するのは理想的ですが、コストや住居の制約がある中で、いかにして再生可能エネルギーを活用するか、という点が主な内容です。太陽光パネル、バッテリー、100Vインバータ出力という基本的な構成から、パネル選定のトレードオフ(重さ vs 薄型、新品 vs 中古)、チャージコントローラ・インバータ・蓄電池の一体型システムの運用しやすさ、そして容量1000W+パネル400W程度の新品10万円構成が初期導入として現実的であることなどを具体的に解説しました。特にプラグイン蓄電システムとして、蓄電池から家庭用コンセントへ「逆挿し」することで家中に給電し、電力網へ自然にフォールバックさせる運用は、多くの方に興味を持っていただけたようです。
M4 Macと27インチモニターで約100W、Windowsは省電力で不利という計測の重要性にも触れ、日々の消費電力を把握することの重要性を強調しました。さらに、電気自動車(EV)の活用として、賃貸でも駐車場で太陽光パネルと蓄電池からの充電が可能であること、そして余ったPCでのマイニング検討についても、あくまで「余剰電力の活用」という観点から紹介しました。賃貸環境でもミニマム構成での導入は十分に可能であり、省電力機器との組み合わせが成功の鍵となることをお伝えしました。配電盤接続のような本格的な構成は、資格と費用を考慮し専門家へ依頼すべきであることも補足しました。セッションの最後には、Step FunctionsのLambda不要化、プラグイン認証時の大量アクセス対策、超・1文字部分一致検索プラグインといったkintoneのTipsもいくつか紹介させていただきました。
蒲原 さん(@moduloseal)「LT「スレッド要約AIを業務で活用するとしたらこうちゃう?の話」」
続いて、蒲原さんによるLT「スレッド要約AIを業務で活用するとしたらこうちゃう?の話」がありました。業務におけるAIの具体的な活用方法に焦点を当てた内容で、特にスレッド形式のコミュニケーションをAIで効率的に要約することの可能性について語られました。参加者は、業務の効率化に直結するこの実用的なアプローチに強い関心を示していました。AI技術の進化をkintoneと組み合わせることで、どのように業務が改善されるのか、具体的なイメージを持つことができるセッションでした。
続いては蒲原さん @moduloseal からスレッド要約AIの話
— 中尾典隆@渾名はガチャ尾 (@NNN80388058) 2025年9月20日
「僕はちゃんとkintoneの話しますね」とのことてますが、みんな自己紹介の四十肩が治った話に食い付いてkintoneの話にたどり着かない🤣#kintonecafe pic.twitter.com/Ij7cYraP5i
ムラナカ=ゴリラ さん「LT「ストリーミングデータをkintoneで取り扱う」」
次のLTでは、ムラナカ=ゴリラさんが「ストリーミングデータをkintoneで取り扱う」というテーマで登壇されました。リアルタイムに近いデータの流れをkintoneでどのようにキャプチャし、活用するかについて、技術的な知見と具体的なアイデアが共有されました。kintoneが単なるデータベースとしてだけでなく、動的なデータ処理プラットフォームとして機能しうる可能性を示す内容であり、参加者にとっては新しい視点と挑戦意欲を刺激するものでした。
次回開催相談・懇親会案内
すべてのセッションが終了した後、次回のkintone Café 徳島開催に関する相談と、有志による懇親会の案内が行われました。参加者間の交流を深める貴重な時間として、多くの人が今後の活動に期待を寄せていました。
翌日:すだち収穫体験
イベント翌日には、オプション企画として「すだち収穫体験」が実施されました。神山町の豊かな自然の中で、旬のスダチを自らの手で収穫するという、この地域ならではの貴重な体験です。kintoneを通じた交流だけでなく、地域文化に触れる機会が提供されたことは、本イベントの大きな魅力の一つだと感じました。
まとめと所感
kintone Café 徳島 Vol.9 は、kintoneの技術的な深掘りから、地域課題への応用、そして再生可能エネルギーといった幅広いテーマを扱った非常に充実した一日でした。特に、神山という場所の特性を活かしたテーマ設定や、サイコロを使ったユニークな自己紹介など、参加者が一体感を持ちやすい工夫が随所に凝らされており、終始和やかな雰囲気で進行しました。徳島県の農業課題に対するICTの可能性、kintone連携コネクタの実践的な活用、そして賃貸でも取り組めるオフグリッドシステムの知見共有など、各セッションから多くの学びと気づきを得ることができました。kintoneコミュニティの多様な活動と、地域に根ざした展開の重要性を改めて感じたイベントとなりました。
kintoneを通じた新しい価値創造の可能性を追求するコミュニティ活動は、今後もますます重要になると考えています。次回のkintone Café 徳島も、どのようなテーマで開催されるのか、今から非常に楽しみです。今回参加できなかった方も、ぜひ次回イベントにご注目ください。